此処の所、急激に寒くなっているダラスです。10月の初旬は暑かったので、一気に秋を通りこして冬が来た感満載です。明日の10月31日(木)はハロウィーンですが、寒くなる事請け合いですので、着ぐるみ組も問題ないと思います。毎年気温が大幅に違うので、親としてはどんな衣装を着せるかどうか迷う所です。明日は幸い雨の予想ではなくなりましたが、予想気温は午後3時でも10℃です。一緒に回る大人の方も暖かい恰好でお出かけください。
此処でハローウィンのTrick Or Treat の回り方の前に大事なお知らせがあります。2016年のハローウィン前にサウスカロライナ州でピエロが森に子供達を誘い込もうとした事件があり、地元メディアがニュースにしました。その後全米の何カ所かでピエロが目撃され、ダラス近郊でも学校を休校にした所もあります。その時から3年たっていますが、今年の10月から“JOKER”の映画が上映されています。内容としては“IT”とは違うのですが、かなりダークです。アメリカではピエロに関してのイメージはSteven Kingの小説を基に実写化された映画の “IT” 等を含め、楽しいだけでは無くかなり怖いイメージも持ち合わせています。過去にはピエロに扮して33人もの未成年者を殺した連続殺人犯がいました。その為、アメリカ人の中にはピエロ恐怖症の方もいる位です。もしお子さんの年齢が低い場合や何人もお子さんがいるので一軒一軒回るのが大変な場合は教会等一か所で行われるイベントに参加する方が安全かと思います。もしくは早い時間にご近所のみを回り、その後は家族で楽しくピザを召し上がるのも一案です。今年のハローウィンも必ず大人が眼を配る様にして用心して回って下さい。くれぐれもご注意頂く様お願いします。
毎年の行事ですが、慣れている方達も今年が初ハローウィーンの方達も気を付けてハロウィーンを過ごしてください。初めてのハロウィーンの方やお子さんが小さい方はショッピングモールのハロウィーンのイベントの方がキャンディも貰えた上にゲームも出来るので一軒一軒のお宅を回るよりも楽しめるかもしれません。どのイベントに参加する場合でもお菓子を入れるバッグは必要です。
トリック オア トリート に持っていく物
1.お菓子をもらうバスケット
2.懐中電灯(広範囲に灯りの付く物)
3.スーパーのバッグ、又は紙袋 (お子さんのバスケットが重くなるので、途中でご自分のバックに入れかえて家々を回ります。)
トリック オア トリート をする時の注意事項、及びお菓子に関して。
1.当日はサブディビジョン内でも車がかなりのスピード(特に携帯を触っているドライバーは要注意)で走ってきます。
必ず、親や大人と一緒にトリック オア トリートを回る様にして下さい。
どんな場合でも、道路をわたる時は気をつける様にします。
また、玄関やフロントポーチの明かりがついていないお宅はハローウィーンに参加していません。
ドアをたたいたり、チャイムを鳴らさない様にして下さい。
宗教上の関係等、各家庭の事情もあり、ハローウィーンに参加しないご家庭もあります。
他にもお子さんがトリック オア トリートに行っている(両親共に)ので玄関前にお菓子のボールが置いてある事もあります。
その場合は、1~2個ボールから貰い、他の方とも分け合いましょう。(全部持って行ったり、ボールそのものを盗まれるとオーナーが悲しみます。)
また、お菓子をもらったら必ずありがとう(サンキュー)を忘れずに。
2.今年はまだ冬時間になっていませんが、6時を過ぎるとあっと言う間に暗くなります。
安全の為に懐中電灯をお持ちください。
お祭りやパーティーでよく見かけるネオンが光る物を足首や首に付けておくと、暗くても居場所が分かりやすく、安心です。お子さんとは出来るだけ手をつないで回って下さいね。特に、芝生の上を走って移動していて、犬のウンチを踏んでしまうお子さんやお母さん(過去に本当にあった。それも毎年何人ものお母さん達がウンチの犠牲になっている)がいたり、走って移動していてお菓子のバスケットと一緒に思いっきり転んだりする事があるのでゆっくり歩道を進まれる事をお勧めします。上の持ち物でも書きましたが、お子さんのバスケットが重くなってきたら、ご自分が持っている予備のバックに入れると、バスケットの重さで転ぶ事もなく、子供の疲れも少なく回れます。疲れてくると子供の機嫌が悪くなり、親の負担になります。
3.もらったお菓子は大人が確認する迄は食べない事。もし、包装紙がはがれていたり、少しでも開いている場合は躊躇なく食べずに捨てます。 製造過程上のミスかもしれませんが、以前細かく折った針や毒を塗ったキャディーをハローウィーンに子供達に配った人(NYで起こった事件。犯人は特定出来ず)がいたので、安全の為に子供にはその場で食べさせない様にします。貰ったお菓子をその場で食べているとマナー的にもかなり恥ずかしい行為として他の人の目に映ります。また、手作りのお菓子も知り合いの方から頂くので無ければ食べない方が良い様です。(せっかく作っていただいたのに残念な事ですが危険です) 4.ハローウィーン後のお菓子について。 当日は子供の好きなキャンディーだけをもらう訳ではないので、全部食べる訳ではないと思います。 そこで子供の好みではない、もしくは食べきれないお菓子は老人ホームや教会に寄付する事が出来ます。 コペルにはドクターローザスと言う歯科医がいて、CASH FOR CANDIES (今年は11月7日木曜日)と銘打ち、キャンディーを買い上げてくれます。 キャンディーをお金に換えてくれると言っても、お店で、買う様な金額が戻ってくるのではなく、寄付の一環です。 また、これは子供達がダラダラと甘い物を食べ続けて虫歯になるよりは、老人ホームや孤児院、海外にいるアメリカ人部隊に送る等して有効活用します。我が家は毎年このドクターに寄付しています。その時には一緒にピーナッツバターや缶詰も寄付して送ってもらっています。 Dr.Rosas 632 E. Sandy Lake Road Coppell, Texas 75019 http://www.rozasdds.com/ トリック オア トリートはコスチュームを着て、家々を回るのが楽しいだけの子も多いです。 ご近所の教会等でしたらプレーノや他の地域でも寄付する所がありますし、会社に持って行って、カフェテリアや休憩所にご自由にどうぞと書いて置いておけば、あっという間(本当に午前中には無くなる)に消費出来る事と思います。 5.ティーンエージャーのホーンテッドハウス ティーンエージャーが行きたいと言う事であれば大人が複数付き添った方が良いです。毎年ホーンテッドハウスはティーンエージャー達が行くのを楽しみにしていますが、子供達だけで行き、帰りに事故を起こしたりしては元も子もないので、必ず大人が付きそう必要があると思います。 今年も安全に楽しいハローウィーンをお過ごしください。
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